2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

無題

入院する前日、マッサージチェアに座る母に気分転換にと、タブレットのYouTubeでちあきなおみや中森明菜の歌を流したけど、あまり乗り気ではなかったね。痛みや気持ち悪さで、そんな気分ではなかったね。(自分が死ぬ間際、どんな音を聴いていたいだろうか。…

恵比寿

22日、久しぶりに恵比寿に友人達と焼肉を食べに行った。端々に見えるさりげない心遣いがありがたかった。 恵比寿は母との思い出が深い街の一つだ。母の誕生日に、お気に入りの中華料理店でフカヒレを食べた。かなり症状は進んでいたにも関わらず、かなりの量…

月命日

昨日は月命日だった。私は23時に帰宅したら、冷蔵庫に鰻の蒲焼きがあった。月命日だから奮発しました!と宏ちゃんの置き手紙。 私は、このところ毎日、納骨する場所について考えている。相変わらず、ふとした時に泣いている。乗り越えられるのだろうか。乗り…

無題

今日は早番だったので20時前に帰宅したら宏ちゃんがいた。暑くて汗だくで疲れ果てて気持ちもボロボロの私は、宏ちゃんがテレビを観て夕食だというバタートーストにハムを乗せただけのモノを食べるのを見て腹立たしかった。シャワー浴びたい、買って来たホタ…

無題

もっと、もっと、母に甘えればよかった。ぎゅーって抱き締めてもらいたい。よしよし、って背中をさすってほしい。 母の温もりを思い出す。声を上げて泣く。会いたいよ。ママ。今何しとるん。マーニに会えた?私もそっちに行きたい。ママとマーニに会いたい。

無題

最近、家族が欲しいと強く思うようになった。私にはそもそも家庭運というものが欠如しているので、温かい家庭を持つことは望んではいけないことだと思い込んでいた。大逸れてるかもしれないけど、願えば。心の奥底から願えば、叶うかもしれない。 愛する人に…

無題

いつまでも泣いてしまうのはオカシイのだろうか。葬式の直後よりも今の方が哀しみが強い。側にいてくれたら。愚痴を聞いてくれたら。味方がいなくなった。私のことを知っている人が居なくなった。私の嬉しいことも悲しいことも自分のことのように感じて一緒…

無題

ママからのメールを読み返す。『アルジャーノンに花束を』を彷彿とさせる。もう、電話も訳のわからないメールも、来ないんだなぁ。

無題

仕事がしんどかった。熱中症に近かった。仕事辞めたい。レモンサワーは二杯あおった。泣きじゃくりながら家路に着いた。ピンクの花を買って母にお供えした。会いたい、寂しい、と泣きわめいた。母の色んな顔が思い浮かぶ。もっと色んな話をしたかった。

無題

一昨日と昨日と私が一泊二日で旅行していた間宏ちゃんはまたうちに泊まった。(なぜ泊まりに来るのだろう(母に線香とお供えをあげるため?(母と過ごした部屋で思い出に浸るため?(生活費、少しは出してほしい。 旅行のお土産があることを伝えるととても嬉…

無題

6月5日に母が転倒してから宏ちゃんは所用が無い限りうちに泊まっていた。 宏ちゃんの家は隣の県にありうちまで約2時間かかる。交通費も片道1000円近くかかる。 母が入院している間も泊まった。「泊まった」というのも「帰ってきた」というのもどちらも違和感…

無題

普段は落ち着いていられるのだけど、家に居ると必ず発狂しそうな程寂しくて哀しくて、骨壷を抱えながら泣いてしまう。ひとりぼっち。話を聞いてほしいのにどうして居ないの。こないだまで、そこにいたのに。もう会えないなんて。